トレーディング会社から事業投資会社へと変貌を遂げている総合商社。
規模も大きく事業の成長力もあり、さらには高給取りで有名ですが、実はどの総合商社も株価は意外と割安です。
今回はどの総合商社に投資すべきか、TOP3の銘柄を紹介していこうと思います。
投資すべき総合商社【まとめ】
- 商社に投資する際に分析すべきは【リスク管理機能の高さ】
- リスク管理の状態を見るには、事業バランスや資源分野の利益寄与率をチェック
- 過去の減損も調べること
- 成長率が高ければなお良し
- 1位 伊藤忠商事(8001) 事業成長率と高ROEが魅力的
- 2位 三菱商事 (8058) 資源が強く安定性と事業成長率が魅力的
- 3位 三井物産 (8031) 資源が強く安定性が魅力的
各銘柄の詳しい分析はこちらでもしています。
>>【株価分析】総合商社の雄!三菱商事(8058)の分析と株価予想
>>【株価分析】金属資源とエネルギーが強い三井物産(8031)の分析と株価予測
>>【株価分析】メディアが特徴の5大総合商社『住友商事』(8053)の分析と株価予測
>>【株価分析】非資源分野が強い総合商社『伊藤忠商事』(8001)の分析と株価予測
>>【株価分析】食糧が強みの総合商社『丸紅』(8002)の分析と株価予測
5大総合商社の概要・特徴
まずは5大総合商社の事業概要と特徴を捉えましょう。
三菱商事(8058)の概要・特徴
拠点は世界に約90ヶ国、連結事業会社は約1,400社もあり、三菱グループの中核企業として2020年は5,400億円もの純利益を創出しています。
総合商社と呼ばれる中でも日本No. 1の商社です。
また、創業以来の赤字決算は2016年度の1度のみという安定性も非常に魅力的です。
三菱商事(8058)の事業セグメントは以下の10セグメントに分かれています。
- 天然ガスグループ
- 総合素材グループ
- 石油・化学グループ
- 金属資源グループ
- 産業インフラグループ
- 自動車・モビリティグループ
- 食品産業グループ
- コンシューマー産業グループ
- 電力ソリューショングループ
- 複合都市開発グループ
各事業の売上総利益の構成は以下のようになっています。
参考:三菱商事 IRライブラリー を元に管理人作成
コンシューマー産業グループ・食品産業グループで売上総利益の半分以上を稼いでおり、ローソンを始め一般消費者向け商品で安定的な売上総利益を確保できていると言えます。
各事業セグメントの利益構成は以下のようになっています。
参考:三菱商事 IRライブラリー を元に管理人作成
利益の半分以上が金属資源グループ・天然ガスグループからのものとなっているため、資源価格の変動によって三菱商事(8058)の業績が大きく変わりそうに見えます。
ですが、三菱商事(8058)は現在までで赤字決算を組んだことが1度のみなので、資源価格へのリスクヘッジができていると予想でき、ある程度の相場変動であれば安定して利益確保ができそうですね。
三井物産(8031)の概要・特徴
三井物産(8031)は三井グループの中核をなす総合商社で、明治時代から様々な商材の流通に関わってきている歴史ある商社です。
特に金属資源や原油などの資源・エネルギー分野と、発電や港湾などのインフラ分野を強みとしています。
また、資源系に強みをもっているにも関わらず三菱商事(8058)とともに創業以来の赤字決算は1度だけという安定性も魅力的です。
三井物産(8031)の事業セグメントは以下の7つに分かれています。
- 鉄鋼製品セグメント
- 金属資源セグメント
- エネルギーセグメント
- 機械・インフラセグメント
- 化学品セグメント
- 生活産業セグメント
- 次世代・機能推進セグメント
各事業の売上構成は以下のようになっています。
参考:三井物産株式会社 IR資料室 より管理人作成
強みである『金属資源』や『エネルギー』などの売上収益はそこまで大きくはない代わりに、『化学品』『生活産業』部門の売上収益が非常に大きく、2部門で全体の半分以上の売上収益を確保しています。
各事業セグメントの利益構成は以下のようになっています。
参考:三井物産株式会社 IR資料室 より管理人作成
強みである『金属資源』『エネルギー』『機械・インフラ』部門などの資源系の合計利益が全体の利益の87%を占めており、大きく偏りがあります。
資源価格の変動に弱く、資源相場次第ではすぐに赤字になってしまいそうですが、三井物産(8031)は創業以来の赤字決算は1度のみなのでリスク管理体制も信頼できそうです。
また、ここに記載はありませんが『生活産業』や『次世代・機能推進』部門などの非資源分野は増益方向に推移しており、非資源分野を強化している結果が見えます。
住友商事(8053)の概要・特徴
住友商事(8053)は住友グループの中核企業となっている総合商社です。
非資源分野に強みを持っていましたが、2010年代から資源分野にも力を入れてきており、他の総合商社が非資源分野のテコ入れをする中で真逆の経営方針で進んできました。
事業セグメントは以下の6つの事業に分かれています。
- 金属事業
- 輸送機・建機事業
- インフラ事業
- メディア・デジタル事業
- 生活・不動産事業
- 資源・化学品事業
各事業の売上構成は以下のようになっています。
参考:住友商事 決算公表資料 より管理人作成
売上に関しては『金属事業』『資源・化学品事業』に偏っており、特徴であるメディア事業は意外にも7%のみの寄与率になっています。
各事業セグメントの利益構成は以下のようになっています。
参考:住友商事 決算公表資料 より管理人作成
利益に関しては、資源・化学品事業とインフラ事業が他事業と比べて少し寄与率が高いですが、各事業の利益寄与率が20%前後で安定しており、事業ポートフォリオのバランスが非常に良いと言えそうです。
バランスが良さそうでリスクヘッジが出来ていそうではありますが、投資系事業での減損計上が度々あるので、リスク管理体制には注意すべきと言えるかもしれません。
伊藤忠商事(8001)の概要・特徴
伊藤忠商事(8001)は非財閥系の商社で、非資源分野に強みをもっています。
伊藤忠商事(8001)は以前は世界最大の繊維商社であったため『繊維』事業は特に強く、他にも『食料』や『住生活』『情報・金融』などが有名です。
非資源分野が強く資源価格の影響を受けづらい事業構成になっているため、他の商社に比べて業績が安定している傾向にあります。
伊藤忠商事(8001)の事業カンパニーは以下の8カンパニーに分かれています。
- 繊維カンパニー
- 機械カンパニー
- 金属カンパニー
- エネルギー・化学品カンパニー
- 食料カンパニー
- 住生活カンパニー
- 情報・金融カンパニー
- 第8カンパニー
各事業の売上構成は以下のようになっています。
参考:伊藤忠商事 決算公表資料 より管理人作成
『食料カンパニー』『エネルギー・化学品カンパニー』が売上の約50%を占めています。
『食料』の他に強みとして有名な『繊維カンパニー』『情報・金融カンパニー』や『住生活カンパニー』などは売上構成比が10%以下なのが印象的です。
各事業セグメントの利益構成は以下のようになっています。
参考:伊藤忠商事 決算公表資料 より管理人作成
非資源分野である『食料』『住生活』『情報・金融』『第8』で全体利益の半分以上を稼ぎ出しており、伊藤忠商事(8001)の強みが見て取れます。
また、どのカンパニーも20%以下の占有率となっており、利益の分散化が図られており、商品相場の変動などに代表されるリスクに対応できる利益構造になっているところも非常に好印象です。
丸紅(8002)の概要・特徴
丸紅(8002)は芙蓉グループの総合商社で、三菱・伊藤忠・三井・住友と並んで5大商社の一つとして知られています。
丸紅の特徴としては、5大総合商社の中では特に『穀物・食料』と『電力』に強みを持っており、この分野では業界首位の地位を築いています。
米国の穀物会社ガビロン・グループは丸紅傘下の子会社です(2013年に3,000億円弱で買収しています)
丸紅(8002)の事業セグメントは以下の大分類で6グループ、小分類で14の本部に分かれています。
- 生活産業グループ
- 食料・アグリ・化学品グループ
- 電力・インフラグループ
- エネルギー・金属グループ
- 社会産業・金融本部グループ
- CDIO
各事業の売上構成は以下のようになっています。
参考:丸紅 IRライブラリー 決算短信 より管理人作成
『食料』は25.8%、『アグリ事業』は38.6%と『食料・アグリ・化学品グループ』に売上の多くが偏っています。
もう一つの強みである『電力』の売上はそこまで大きな割合を占めていません。
各事業セグメントの利益構成は以下のようになっています。
参考:丸紅 IRライブラリー 決算短信 より管理人作成 ※マイナス決算事業が多くあり、グラフが作成できませんでした。
2020年度は、2019年度と比較して全てのグループ・本部で業績が悪化しています。
特に『アグリ事業』『プラント』『金属』『エネルギー』『金融・リース事業』などは悪化の幅が非常に大きく、業績マイナスへの寄与率が高いです。
一方で、『食料』や『航空・船舶』『建築・自動車・産機』などの安定感が印象的ですね。
また、2019年3月期の数字を見ると収益は各グループ・本部で比較的分散されており、ビジネス領域間でのリスク分散ができているように思われます。
5大総合商社の銘柄分析・比較
次に、5大総合商社のそれぞれの銘柄分析をしていきます。
三菱商事(8058)の銘柄分析
まずは過去10期分の決算数字から分析をしていきます。
ROEは平均より少し高い8.8%、成長率は7.2%と高い水準になっています。
PERも7倍程度で手頃な株価水準です。 ※株価は2020年5月13日時点の終値(2,368円)を用いています。
今後も三菱商事(8058)が同程度の成長やビジネス展開をしていったとすると8年後の投資結果は以下のようになります。
株価は3,868円〜5,387円、投資リターンは109%〜185%という試算になり、三菱商事(8058)はかなり魅力的な銘柄と言えそうです。
※株価は2020年5月13日時点の終値(2,368円)を元にPER10倍にて算出
また、数値には表れていませんが創業以来の赤字決算は1度だけというリスク管理の高さも魅力の一つです。
詳しくはこちらでも分析しています。
商社というビジネスモデルは日本特有のものと言われ、海外の投資家から理解されにくいと聞いたことがありますが、 今回は商社の中でも『総合商社の雄』である三菱商事について分析してみようと思います。 三菱商事(8058)[…]
三井物産(8031)の銘柄分析
まずは過去10期分の決算数字から分析をしていきます。
ROEは平均より少し高い9.1%、成長率は3.4%と一般的な水準になっています。
PERも7倍程度で手頃な株価水準です。 ※※2020年5月8日時点の株価 1590.5円を用いています。
今後も三井物産(8031)が同程度の成長やビジネス展開をしていったとすると8年後の投資結果は以下のようになります。
株価は2,020円〜2,659円、投資リターンは63.1%〜112.4%という試算になり、三井物産(8031)は魅力的な銘柄と言えそうです。
※2020年5月8日時点の株価 1590.5円を元に、PER10倍にて算出
また、三井物産(8031)は三菱商事と同様に創業以来の赤字決算は1度だけで、リスク管理体制が高い水準にあるのも魅力的です。
詳しくはこちらでも分析しています。
今回は5大総合商社の一角を形成する三井物産(8031)の株価分析をしていきます。 管理人は元総合商社マンですが、三井物産に憧れを持っていました。笑 三井物産(8031)の分析まとめ 安定した業績を誇る5大総合商社の[…]
住友商事(8053)の銘柄分析
まずは過去10期分の決算数字から分析をしていきます。
ROEは平均より少し高い8.6%、成長率は▲1.7%と低い水準になっています。
とはいえ株主資本成長率は5.5%とプラス成長を維持できているので、EPSの成長率が低いのは一時的なEPS低下から来るものと考えても良さそうです。
PERは8.7倍と他商社に比べて少し高めの株価水準です。 ※株価は2020年5月22日時点の株価 1,203円を用いています。
今後も住友商事(8053)が同程度の成長やビジネス展開をしていったとすると8年後の投資結果は以下のようになります。
株価は1,255.5円〜1,526.3円、投資リターンは44.4%〜77.0%という試算になり、住友商事(8053)は投資対象にはなる銘柄と言えそうです。
※株価は2020年5月22日時点の株価 1,203円を元に、PER10倍にて算出
一方で住友商事(8053)は度々大きな減損をしており、投資リスク管理体制に課題がある可能性も否定できません。
したがって、住友商事(8053)に投資する際は他商社よりもリスクを負っていると認識しておいたほうが良さそうです。
詳しくはこちらでも分析しています。
今回は三菱・三井に並ぶ財閥系商社である住友商事(8053)の分析をしていきます。 住友商事(8053)の分析まとめ メディアや建機、航空機リースなど非資源分野に強み 2010年代からは資源分野にもテコ入れしてきた […]
伊藤忠商事(8001)の銘柄分析
まずは過去10期分の決算数字から分析をしていきます。
ROEは非常に高い14.9%、成長率も非常に高水準で15.6%となっています。
PERも7倍程度で手頃な株価水準ですが、PBRは1.1倍と他商社よりも高い水準です。 ※2020年5月20日時点の株価 2,245円を用いています。
今後も伊藤忠商事(8001)が同程度の成長やビジネス展開をしていったとすると8年後の投資結果は以下のようになります。
株価は6,137.4円〜9,543.8円、投資リターンは214.2%〜376.2%という試算になり、伊藤忠商事(8001)は非常に魅力的な銘柄と言えそうです。
※2020年5月20日時点の株価 2,245円を元に、PER10倍にて算出
伊藤忠商事(8001)が高い成長率を今後もキープできれば、抜群の投資リターンが見込めそうです。
一方で、『食料』『住生活』など一般消費者向けのビジネスは、昨今のコロナ影響で打撃を受けているようにも思われるので、業績推移には注意すべきでしょう。
詳しくはこちらで分析しています。
今回は2015年に総合商社1位となったこともある伊藤忠商事(8001)の株価分析をしていきます。 伊藤忠商事(8001)の分析まとめ 繊維や食料など非資源分野に強み それゆえ他総合商社と比較して利益が安定している […]
丸紅(8002)の銘柄分析
まずは過去10期分の決算数字から分析をしていきます。
ROEは平均よりは少し高い9.4%、成長率は6.6%と高い水準になっています。
一方で、2020年3月期は5大商社の中で丸紅だけが赤字決算でした。
理由としてはエネルギー市況の低下ですが、その他にもガビロン事業などでも損失を出しており、リスク管理体制は注視すべきと言えます。
PERは計測不可能ですが、PBRは0.64倍と割安の水準にあります ※2020年5月15日時点の株価 465円を用いています。
今後も丸紅(8002)が同程度の成長やビジネス展開をしていったとすると8年後の投資結果は以下のようになります。
株価は831.7円〜1,147.8円、投資リターンは104.7%〜179.2%という試算になり、丸紅(8002)は魅力的な銘柄と言えそうです。
※2020年5月15日時点の株価 465円を元に、PER10倍にて算出
丸紅(8002)の投資リターンが他商社に比べて高い理由としては、2020年3月期が赤字決算で株価が割安水準になっていることが挙げられます。
また、丸紅に投資を行う際はリスク管理体制も加味して、業績悪化は今後も起こるという前提のもと割安なタイミングで投資をする必要があるかもしれません。
詳しくはこちらで分析しています。
今回は5大商社の中でも、非財閥系である丸紅(8002)の株価分析・株価予想をしてみました。 総合商社の中では、非財閥系の丸紅(8002)と伊藤忠(8001)がジャイアント・キリング感があり好きです。 丸紅(8002)の分析ま[…]
5大総合商社へ投資するなら【TOP3の発表・理由】
これまでの分析をもとに5大商社の中で投資すべき銘柄TOP3を選んでいきます。
投資すべきTOP3はこの商社
- 伊藤忠商事(8001)
- 三菱商事(8058)
- 三井物産(8031)
以下でこの3社を選出した理由を記載していきます。
1位 伊藤忠商事(8001)
伊藤忠商事(8001)を選出したポイントは2つあります。
- 事業ポートフォリオと業績の安定性
- 成長率の高さ
伊藤忠商事は各カンパニーの利益寄与率が20%以下となっており、ひとつのカンパニーで赤字を出しても他のカンパニーで補えるような事業ポートフォリオで、業績が安定していることが魅力のひとつです。
非資源分野に強く商品市況の変動に左右されないところも良いところです。
また、成長率は他商社と比べても段違いに高い15.6%(10年平均)となっていることも大きなポイントです。
高成長と業績の安定が両立できているため、伊藤忠商事(8001)を1位としました。
2位 三菱商事(8058)
三菱商事(8058)を選出したポイントは2つあります。
- 高いリスク管理能力と業績の安定性
- 成長率の高さ
三菱商事(8058)は創業以来、赤字決算を組んだのはたった1度だけです。
資源価格の影響を大きくは受けないような高度なリスク管理機能を有していると考えられ、安定的な業績が見込めることが魅力です。
私も元商社マンですが、商社界隈でも三菱商事のリスク管理能力の高さは有名でした。
また、三菱商事(8058)はNo.1商社の地位にありながら高い成長率(7.2%)を有しており、今後も業績拡大が期待できるのはポイントです。
優れたリスク管理機能と高成長が見込まれるという理由から、三菱商事(8058)を2位に選出しました。
3位 三井物産(8031)
三井物産(8031)を選出したポイントは1つあります。
- 高いリスク管理能力と業績の安定性
成長率は3.4%とそこまで高くはないですが、事業の安定性が大きな魅力です。
特に資源系が強い三井物産(8031)は市況変動による業績悪化の影響を受けやすい商社であるにも関わらず、三菱商事(8058)と同様に創業以来赤字決算を組んだのはたった1度だけです。
そのため三井物産(8031)には高いリスク管理体制が備わっており、今後も比較的安定した業績が確保できそうなので、3位に選出しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は5大商社の中でどの商社が投資対象として魅力的かを検証していきましたが、どの商社もビジネス面の強みや成長率の違いなど各社の特徴がありましたね。
商社を分析する上でのポイントをまとめると以下の通りです。
- 投資会社としての商社は『リスク管理』が一番大事
- リスク管理の状態を見るには、事業バランスや過去の減損を調べること
- 効率性や成長性も大事だが、優先順位としては2番目
元商社マンとして言えることは、やはり商社を見るポイントとして一番重要なのは『リスク管理ができてるか』だと思います。
事業投資や鉱山投資などが多い商社のビジネスモデル上、どうしても投資損失が出てしまうことがあります。
リスク管理ができていないと事業の安定性が生まれず投資対象としての魅力がなくなってしまいますので、商社を分析する際は『リスク管理ができているか』に重点を置いてチェックするのが良いかと思います。
どのような企業に投資をする際にも、今回のような分析は必須です。
今回は簡単な業績分析から株価を予測してみましたが、管理人が財務分析などの定量分析をする際は下記のような方法で行なっています。
また、今回は定性分析は行なっていませんが、定性分析をする際はこのような手法で行うことが多いです。
>> 企業の定性分析 〜定性分析の手法:3つのフレームワークで分析してみる〜
分析や投資判断の参考にして頂ければ嬉しいです!
その他の日本株はこちらで分析しています。
>> 日本株の銘柄分析
米国株はこちらで分析しています。
>> 米国株の銘柄分析