業界のトレンドを考える際の前提条件
今後の経済の流れや働き方の変化など、前提条件を下記のように置きました。 ※管理人の私見です
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AIの発達により人間がやる仕事とAI&機械がやる仕事が分かれる
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働き方が緩やかになる(欧州的になる)&転職やフリーランスが増加する
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業界を跨いで価値を創造する企業が増える
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革新のスピードが上がり、今まで培ってきたを活かした技術や開発がより大事になっていく
では、伸びそうな業界と衰退しそうな業界をまとめていきます!
伸びそうな業界
AI業界&RPA業界
今後ビジネスを行っていく上でAIやRPAによる自動化は避けては通れないと思います。
現に、様々な業務がAIやRPAに置き換わっており、 今後はこの流れが加速していきそうな印象です。
下記が管理人が注視している銘柄です!
- PKSHA Technology
- ブレインパッド
- 日本サード・パーティ
- RPAホールディングス
- アステリア
その他IT全般
ITの巨人達もAI事業への巨額投資を行っています。
個人的には下記の企業に注目しています。
- Alphabet(Google)
- Amazon
- Microsoft
クラウドソーシング業界・転職業界
欧米ではすでに起こっていることですが、日本でも働き方が変化しているのは、 皆さんも体感している通りかと思います。
働き方改革での副業の広がりや、フリーランスエンジニアの増加もあり、
今後はクラウドで仕事を受けるような人も増えていきそうです!
また、人材の流動性も上がっているのは体感できる通りですので、転職業界も活況かと思います。
下記は、クラウドソーシング業界と管理人の注目する転職業界の銘柄です。
- クラウドワークス
- ウォンテッドリー
- エン・ジャパン
多角化やM&Aに積極的な企業
技術変化やビジネスモデルの変化スピードが速くなっていると思いますが、
その際に大事なのが多角化していること、もしくはM&Aに積極的なことだと思います。
多角化していれば事業リスクの分散も可能ですし、 自社内での特定事業のノウハウを、他事業に活かしていくことも可能です。
自社だけで多角化をするには時間がかかりますが、
M&Aであればノウハウやネットワークまで合わせて獲得することが可能で、
M&Aにより『多角化するための時間』『多角化でのシナジー効果』を買っているとも言えます。
下記が管理人が注視する代表企業です!
- ソフトバンクHD
- 日本電産
- リクルートHD
- オリックス
- 総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、豊田通商)
M&Aプラットフォーム企業
大型M&A案件も小型・中型M&A案件も増えていくと考えています。
上述の通り企業が多角化していく過程で、
クロスボーダーを含む大型M&A案件は増加していきそうだなと思います。
また、日本国内では中小企業の経営者が高齢になり引退するタイミングが来ています。
中小企業オーナーの60%は60歳以上ですし、70歳以上とすると30%程度になります。
今後10年で事業承継やM&Aが行われるのは必至だと思います。
※詳しくは日本M&AセンターやM&AキャピタルパートナーズのIR資料をご覧ください。
下記が管理人が注目している企業です!
- GCA
- 日本M&Aセンター
- M&Aキャピタルパートナーズ
- ストライク
衰退していきそうな業界
出版・印刷業界
電子化により紙媒体へのニーズが減少しており、かつ電子化による販売単価の下落が売上に大きく影響を与えていそうです。
出版企業と印刷企業がM&Aで垂直的統合を図っているケースも見られますが、
電子化の流れは止められなさそうな印象です。
もちろん、一定数の紙ニーズはあると思うので、無くなる業界ではないと思います。
新聞業界
新聞系業界も厳しい状況と言わざるを得ないかと思います。
新聞は『新聞離れ』『情報の電子化』の波で発行部数が徐々に減少しているので、
逆境の中で売上を保つのは非常に難しいと思います。
注視すべき業界
テレビ業界
テレビ業界に関しても、 Youtube や Amazon Prime といった競合が急激に成長している背景もあり
『テレビ離れ』の歯止めが効きません。
広告を収益の柱としているため、ネット広告が台頭すると競争力が落ちていくと思われます。
一方で、ネットとの融合により今までの製作ノウハウ等を活かすことができれば、
生き残っていく道はありそうだなとも感じます。
投資前にするべきこと
上述した伸びていきそうな業界の企業はビジネスモデル的には伸びしろがあり、
良い業態だと思うので十分に投資対象になり得ると思います。
しかし、それだけでは実際の投資先としては不十分で、
財務指標などの分析をして安全性などを確認しないと、投資に踏み込めません。
管理人は財務分析後に売買のタイミングなどをテクニカルで分析しています。
簡単な財務分析のやり方やテクニカル分析の方法も下記にまとめたので、よろしければ下記も読んでみてください。
>> テクニカル分析投資:スローストキャスティクスってなに?
まとめ
いかがだったでしょうか?
管理人の個人的な意見がたくさん入っているので賛否両論あるかと思いますが、
こんなことを考えて長期投資をしたいと思っています。
ここ1年くらい相場がずっと不安定ですし、暴落も近そうだなと感じていますが、
暴落後に、成長しそうな企業への投資を行うためにも、
今は財務分析を行ってスクリーニングを行い、良いタイミングで投資ができるように準備していきましょう!