4月下旬に1ヶ月運用した毎日100円積立の投資信託は、
1ヶ月間100円ずつ投資して2500円が2600円くらいに増えて返ってきました。(記事はこちら)
ですが100円くらいでは儲かった気分にもなれないので、現在は資金を大きくして運用しています。
投資の基本は分散投資です。なので折角100円ずつ投資出来るので、様々なタイプで人気の銘柄に100円ずつ分散投資しています。
それらの銘柄の特徴についてザックリ紹介します。
- 1 100円投資の基本戦略
- 2 ・選定銘柄
- 2.0.1 1. ひふみ投信
- 2.0.2 2.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 2.0.3 3.大和-iFree S&P500インデックス
- 2.0.4 4.One-MHAM新興成長株オープン
- 2.0.5 5.GSビッグデータ・ストラテジー(外国株式)
- 2.0.6 6.ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 2.0.7 7.スパークス-スパークス・日本株・ロング・ショート・ファンド
- 2.0.8 8.楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 2.0.9 9.キャピタル-世界シェールガス株ファンド
- 2.0.10 10.キャピタル-ベトナム成長株インカムファンド
- 2.0.11 11.明治安田-明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)
- 2.0.12 12.ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
- 3 運用2ヶ月後
100円投資の基本戦略
基本戦略はあまり難しいことは考えず、とにかくリスクを分散して投資すること。(分散投資効果についてはこちら)
1. 毎日100円ずつ投資できる投資信託を10個選ぶ。
2. 必ずノーロード(買付手数料無料)の中から選ぶ。そして信託報酬が低いものを出来るだけ選ぶ。
投資信託にも、国内株中心・米株中心・全世界分散型といった様様な種類があります。世界情勢に詳しい方ならある程度の先読みはできるかもしれませんが、一般ピープルの我々には中々難しいですね。
そのあたりはあまり分からない人は、色んなものに少しずつ投資しておけばリスクは確実に分散できるのでオススメです。
そして手数料は低いものを選んだ方が良いですよね。手数料は投資の最大の敵、リターンを下げる要素でしかありませんから。
・選定銘柄
1. ひふみ投信
前回の1か月の運用で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた非常に人気の投資信託です。
前回に引き続き投資継続します。
基本的に株で運用されており、割安な株を買うバリュー投資戦略。
日本株が90%、海外株が10%。日本株の90%のうち東証一部が80%を占める。
主な構成銘柄:Amazon・VISA・協和エクシオ・光通信(6月現在)
手数料:1.06%/年
2.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する投資信託です。海外株100%。
アメリカ株が2/3を占め、残りは欧州の株。
ベンチマークはMSCIコクサイ インデックス
主な構成銘柄:Apple・Microsoft・Facebook・Nestle
手数料:0.12%以内/年
3.大和-iFree S&P500インデックス
S&P500指数(円ベース)をベンチマークとする投資信託。
S&P500は米国株式指標なので、組み入れ銘柄はちろん100%全てアメリカ。
株が55%・投資信託が42%・残りはリートや先物
ちなみに42%の投資信託は全てiシェアーズ・コア S&P 500 ETF
iシェアーズ・コア S&P 500 ETFはS&P500(米国市場)と同等の成果を目指す投資信託です。
手数料は0.243%/年
4.One-MHAM新興成長株オープン
ほぼ国内株での運用。特徴は小型株(新興企業中心)で、基本的には創業25年以下または上場後10年以下の企業を組み入れ、成長性の高い株に集中。
主な構成銘柄:バリューコマース・ストライク・イトクロ
手数料は1.84%/年
5.GSビッグデータ・ストラテジー(外国株式)
ゴールドマンサックスの投資信託。海外株でビッグデータやAIを活用した独自開発の計量モデルで分析して分散投資しているらしいです。ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円ベース)で為替ヘッジはしていないとのこと。
構成比はアメリカが2/3、欧米が1/3程度。
投資銘柄:アップル・IBM・アドビシステムズ
手数料は年1.33%/年
6.ニッセイ外国株式インデックスファンド
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す
構成比はアメリカが2/3、欧米が1/3程度。
採用銘柄:Apple・Amazon・Facebook・Microsoft
手数料は年0.2%以内/年
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスと似ていますが、組み入れ銘柄を見るとこちらの方がIT系に偏っている印象。
7.スパークス-スパークス・日本株・ロング・ショート・ファンド
ロング・ショート型のヘッジファンド。将来の成長が見込まれる株式を買建て(ロング)し、過大評価されている株式を主に信用取引により売建て(ショート)する。
市場の変動とは関係なく・絶対的なリターンを求めて運用している。日本株のみ。
手数料は2.05%+成果報酬
8.楽天・全世界株式インデックス・ファンド
この投資信託への投資はほぼ全てバンガード・トータル・ワールド・ストックETFへ投資されます。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する。
「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は、大型株、中型株および小型株まで網羅する全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数です。
つまり、全世界のマーケットへの投資です。
構成比:アメリカ50%、日本9%、中国3%、韓国2%
手数料:0.23%/年
9.キャピタル-世界シェールガス株ファンド
世界の株式市場に上場する企業のなかから、「シェールガス」の探査、開発、生産及びその関連業務を行なう企業の発行する株式に投資
構成比:米国80%・カナダ15%・南アフリカ5%
手数料:1.8%/年
10.キャピタル-ベトナム成長株インカムファンド
ベトナム株式及びベトナム関連企業の株式の中から成長が期待できる銘柄に投資する投資信託
手数料:1.85%/年
11.明治安田-明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)
国内のREITです。REITとは投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。一般的に不動産の価値は物価に連動しやすいと言われているので、その意味でREITへの投資は物価に対するリスクヘッジが期待できます。また他の株中心の銘柄ともリスクの種類が違います。
また毎月分配型で、収益が分配されます。(なので、額面としては下落傾向にありますが毎月200円ずつもらえるのでトータルではプラスになることを狙うような銘柄です)
手数料:0.97%/年
12.ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
海外のREITです。米国が中心で7割を占め、次いでオーストラリアが1割弱、残りが欧州や香港等で構成されています。
構成比:米国71%・オーストラリア7%・その他22%
手数料:0.3%/年
出来るだけ違うタイプの投資信託を選びました。とはいっても結局、人気の投資信託から選ぶと銘柄の内訳をみるとAppleやMicrosoftなんかは重複を考えるとそれなり投資してしまうような形にはなってしまい、また国別でみると米国に偏ってしまいます。
運用2ヶ月後
1~10までの投資信託10個で2か月間運用した結果がこちらです。
前回に引き続きレオスーひふみプラスは相変わらず利益を出してくれました。
その他も全体的には良好でプラス、唯一ベトナム成長株インカムファンドのみマイナスとなってしまいましたが、分散投資のおかげでトータルでは+となりました。
積立投資の逆張り効果
ちょうど運用1か月たったころ、今から1か月ほど前に米国と中国の貿易摩擦が始まった時は、市場が悪化して実は全部マイナスになっていました。
ですが、それでも積立を辞めずに投資しつづけた結果今月はプラスになって返ってきました。
それは、マーケットが暴落して安くなった時に買い増すことで市場が戻った時に利益を出せる逆張りの効果があったからです。
自分でやろうと思うとなかなか勇気が出ませんが、積立投資なら惰性でできてしまうので(笑)、合理的な判断を自然と出来ていたのかもしれません。