少額から始める投資と資産運用【メリットとデメリット・投資の始め方】まとめ

初めて投資を始める時は、証券口座に入金するだけでも若干緊張しますが(管理人はそうでした)、ましてやいきなり大金を投資するのはすごく抵抗がありますよね。

投資を初めてやってみたい人や、管理人のようにそれほど大きなお金を投資に回せない人には『少額投資』がおすすめです。

今回は少額投資のメリットやデメリット、投資の始め方を取り上げてみたいと思います。

 

投資初心者のための少額投資のメリット

少額投資のメリットはたくさんあるかとは思いますが、管理人が感じるメリットは大きくは2つです。

 

少額で手軽に始められ投資の勉強にちょうど良い

投資は怖い!と言っている人でも、スモールスタートならばそんなに怖くないはずです。

いくら本読んで勉強しても、実践に勝る勉強はありません。

また、総資産に占める割合が少ない(はず)ので、少し実験的なこともできます。

初めて自分で企業分析してみて、実際に大金を投資するのはリスクも心理的ハードルも大きいですが、少額ならばやりやすいですよね。

 

企業分析の目が養える

少額投資先は少ないので、企業選定をする際にはその対象先も少なくなります。

結果として、強制的に数社を重点的に観察することになるので、勝手に企業分析の目が肥てえいきます。

これは個人的にはかなり良いメリットかと思います。

 

 

少額投資のデメリット

もちろんメリットばかりでなく、少額投資特有のデメリットもあります。

売買手数料が高い

単元未満株を買おうとする場合等、手数料が高くなりがちです。

投資しっぱなしなら投資の際の売買手数料は変わらないかもしれませんが、何回も売買する場合は手数料負担がかなり大きくなってきます。

手数料1%でも何度も繰り返すとかなり大きくなりますので要注意です。

少額であれば絶対的な損得も小さいとは思うので、基本的にはバイ&ホールドができる優良企業、もしくはETFなどに投資をしましょう。

 

投資方法が制限されてしまう

株式投資で言えば30万円以下で最低単元まで購入できるのは一部に限られてしまいますので、本当に投資したい会社には投資できない可能性もあります。

その際は100株未満の単元未満株で購入してもいいかもしれませんが、基本的に手数料が高くなります。

投資の目的にもよりますが、投資目的が資産形成でなく、勉強のための投資ならば手数料はそこまで気にする必要はないかもしれません。

 

自分でポートフォリオは組めない

少額投資の場合、ポートフォリオに入れたい銘柄が金額的に購入できなくないことがほとんどです。

素人がポートフォリオを組もうと思っても無理なので、ロボットアドバイザーやETF購入をすることでポートフォリオを組み、個別株に投資をするのは控えましょう。

 

少額で投資を始めるためにやるべき3つのこと

少額投資を始める際に必要な準備を3つ紹介していきます。

最初はどれか気に入ったものから始めてもいいかと思います。

 

証券口座の開設

証券口座がないと投資も何もできませんので、まずは証券口座を開設しましょう。

証券口座開設には一般的に以下の書類が必要になります。

  • 印鑑
  • マイナンバーカード
  • 身分証明書(運転免許証とか)
  • 銀行口座
  • 投資資金

 

証券口座はオンラインであればどこでもいいとは思いますが、口座の開設数やIPO申し込み可能銘柄数などを考えると、やはり業界大手のオンライン証券口座が便利かとは思います。

管理人が口座開設している証券会社をいくつか紹介しておきます。

何と言ってもIPOチャレンジポイントが素晴らしいです。

IPO募集時に公平に抽選が行われるので資金力がなくとも当選できます。

手数料が業界最安値水準少額投資では手数料がかなり重いので少しでも安いところのが良いですね。

こちらも手数料が業界最安値水準です。しかもDMMポイントまで貯まります。

 

証券口座開設までは1週間程度はかかることが多いので、投資のタイミングを逃さないためにも、思い立った時にやっておくのが吉です。

 

ロボットアドバイザーの口座開設

ウェルスナビ』やTHEO[テオ]などのロボアドは、初心者でも少額から始められる分散投資です。

ETFでの分散投資との違いとしては

  • 投資する側は特に考える必要も管理する必要もない
  • 勝手に最適なリスク・リターンを実現してくれる(勝手にリバランスをしてくれる)

などが挙げられます。

 

「投資で何をすべきかがかわからない」「自分で投資するのは怖い」という場合は、ロボットアドバイザーに任せて最適な資産運用をしてもらうのが一番だと思います。

有名な『ウェルスナビTHEO[テオ]は双方ともAI運用と最新の投資理論を用いており、最先端の資産運用を実現することが可能です。

各サービスの概要は下記より見れます。

>>「WealthNavi」で資産運用

>>AI搭載ロボアドバイザーTHEO[テオ]

 

↓最近THEOは手数料が安くなっているようです↓

THEO(テオ)カラーパレット

 

なお、『好きな業界に投資できる』というサービスもあるかと思いますが、業界が偏っているため、分散投資はできなさそうだなと思っています(間違っていたらすみません。)

 

100円投資口座の開設

100円投資はかなり気軽に投資が始められるのでオススメです。

1日1回お菓子やジュースを我慢すれば投資の経験が得られますからね。

本来なら投資が怖い銘柄でも、少額なら投資してみたいという使い方もありかも知れません。笑

こちらもSBI証券から申込みが可能です!

>> 『100円投資生活まとめ』

 

 

証券口座を開設したら最初にやるべきこと5選

証券口座を開設したら、投資デビューと投資家としての成長に向けて5つのことをやってみましょう。

 

IPOに申し込んでみる

IPOに申し込める銘柄は常に何社かはあると思いますので、早速申し込んでみましょう。

IPOは好景気であれば80%くらい(感覚値です)の確率で『初値>募集価格』となります。

要は、ほとんどの場合初値売りで収益が確保できるので、申し込まないという選択肢はないと思います。

詳しくはこちらもどうぞ。

>> 『IPO投資に当選したい!なにをすれば良い?』

 

IPOの当選確率はチャンスがあるほど高くなりますので、基本的には『資金』『口座数』が多い人が当選しやすくなります。

筆者も証券口座をたくさん持っていますが、下記の証券口座などは手軽に解説できるオンライン証券口座の代表格です。

  • SBI証券何と言ってもIPOチャレンジポイント

 

少し視点が異なりますが、100円投資はかなりハードルが低いく楽しめると思うので、IPO申し込みの前にお試しで投資してみるのはアリかもしれません。

管理人の100円投資生活もぜひ参考にしてみてください。笑

>> 『100円投資生活まとめ』

 

 

好きな企業を決めて重点的に分析してみる

1つか2つ、好きな企業(少額で投資できる企業)を選び、実際に企業分析をして投資してみましょう。

 

企業を絞って細かに分析をしていくと、その企業や属する業界に対して分析眼が養えること間違いなしです。

初めてで分析方法がわからない、といった場合はこちらも参考にしてみてください。

>> 『財務分析の方法:基礎編&実践編』

>> 企業の定性分析 ~定性分析の手法:3つのフレームワークで分析してみる~

 

ロボットアドバイザーで投資デビュー

早速1万円程度入金して資産運用を始めてみましょう。

ウェルスナビTHEO[テオ]などのロボットアドバイザーは、初心者の投資のデメリットを解消できる良いツールだと思います。

手数料が高いとかいう声も聞こえますが、自動リバランスからのリスク最適化のメリットが非常に大きく、そこを考えれば割安だと思います。

 

毎日相場を見て学ぶ&本でも読んで投資を学ぶ

投資を始めたら毎日市場の動きや資産残高をチェックしてみましょう。

増えたり減ったりヤキモキしたりすることもありますが、毎日チェックすることで、「どんな相場だったか」「どの業界が伸びていきそうか」「経済にどんな変化があったか」等が俯瞰的に感じることができるようになります。

 

また、同時に色々な本で学んでみるのも良いかと思います!

こちらにオススメの本(読み物としても面白い!!)をまとめているのでよかったらどうぞ。

>> 『投資初心者必読!投資を始める前に読むべき本5+1選』

 

投資資金を貯める

少額投資はやはりデメリットも大きい(手数料や銘柄制限など)ので、少額投資で相場観を磨いて適切な投資ができる投資眼を得ると同時に、大きな投資をするための投資元本も確保する必要があります。

少額投資がいきなり大金に化けるのは期待できないので、地道に貯金をし種銭を確保するのが一番です。

貯蓄のコツ的なものもまとめているのでよろしければ参考にしてください。

>> メンタルアカウンティングって?上手に資産形成する方法

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は少額からでも始められる投資に関して紹介をしてみました。

少額投資はデメリットもありますが、初心者にとってはメリットも大きい投資方法です。

 

しばらく少額投資をしてみると、手数料が高い・銘柄制限等がかかるなどのデメリットを大きく感じるようになると思います。

デメリットを感じてきた=投資に慣れてきた、ということだと思いますので、この段階で、本格的に企業の株価分析などを行い、個別株の投資などにチャレンジしてみてもいいかもしれません。

つまり

  1. 少額投資を始めてみる
  2. 相場観を磨く&貯金をする
  3. 慣れたら分析をして、本格的に投資をする

という流れですね。

 

企業分析などに関しては、こちらも参考にしてみてください。

>> 『財務分析の方法:基礎編&実践編』

>> 企業の定性分析 ~定性分析の手法:3つのフレームワークで分析してみる~

 

資産を形成し安心して暮らしていくためにも、まずは少額投資から始めてみてはいかがでしょうか?

 

THEO(テオ)カラーパレット

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