100年に一度の不況といわれたリーマンショック(サブプライムショック)から10年です。
学生だったけど、株で初めて大きく損失を出したのは忘れられません。
10年が経ち、経済は大きく回復している雰囲気がありますが実際どうなんでしょうね?笑
管理人的に感じていることを書いて見ます!
そもそもリーマンショックってどうやって起こったの??
色々解説されてると思うので詳しい説明はしませんが、簡単に言うと「知らないうちに信用力ない人に不動産ローンいっぱい貸しちゃった、しかもレバレッジかけて証券化しちゃった」です。
不動産価格が右肩上がりの中、不動産を担保に次の不動産をローンで購入したりというのが繰り返されていました。(不動産価格が上がっていたから、みんな投資的に購入してたわけですね)
その不動産ローンを証券化する際に、ローン自体を切り分けて混ぜた商品を作ったので、分散投資されててリスクも分散されてます→格付け高い、っていうトリックでした。
実際は不動産は価格が同じように動きますし、ローンで借りてる人も同じ属性の人(低所得者層)だったので、分散なんてされておらず、さらに言えば証券化された商品をさらに切り分けたものが、再度証券化されていました。
なので、元のローン金額の何倍ものリスク商品が生み出されていたのですが、それを投資銀行が買う→AIG等に販売が繰り返されていました。
で、不動産価格の上昇が止まって、みんながローンを返せなくなる→証券の価値が下がる→投資銀行や保険会社大打撃(リーマンショック)となりました。
ここら辺の詳しい話はやっぱりマネーショートという映画でわかりまやすく描かれているので、気になった方はこちらを見てみてください!
いま思うことをツラツラと
結論から言うと、相場はちょっと(かなり?)過熱しているのではないかなと思います。
個人的に過熱しているときによくあるなと感じるのが
①よくわからない企業が次々に上場
②本来の価格と離れた評価を受ける資産が増える
③ボラティリティが高くなる
です。
まず①のよくわからない企業が次々に上場と②の本来の価格と離れた評価を受ける資産が増えるですが
個人的にはよくわからない赤字のtech企業もたくさん上場していますし(もちろん本物もあると思います)、これらの企業に限らずファンダメンタル的な観点からは考え難い相場状況となっている感じはします。
また、不動産価格は鬼上がっていますが、人口が減少する中で不動産価格がなぜ上がっているかというと、海外層が投機的に購入しているからで、これも本源的な価値を反映しているとは思えません。
③のボラティリティの高まりですが、少し前(2〜3年前)に比べて、日々の相場変動が激しくなっている感覚もあります。(感覚なので検証が必要かもしれませんが、、、同意してくれる方いたらコメントくださいw)
これからどうなるか?
管理人的にはそろそろ相場から足を洗い、暴落に備えて現金を溜め込む時期かなと考えています。
いろんな不安要素があると思いますが、わかりやすいものの一つが不動産価格です。
不動産価格の値上がりは、普通に生活していても感じられるレベルになってきました。
また、サラリーマンで不動産所得を得るためにアパートを経営し始める人もだんだんと増えてきました。
管理人の家の周りでも新築物件が増えていて、おそらく低利な変動金利でローンが組めるからであり、金利上昇によりローン返済が滞ることも考えられると思います。(実際にローンの審査をごまかしてたみたいなニュースもありましたしローン組成している事業者も心配ですね)
普通な状況(5年前とか?)なら考えられない状況ですよね?
管理人も不動産投資とか興味ありますが、ふと我に返って、こんなこと5年前なら絶対しないなと感じますw
リーマンショックは、要は不動産バブルと倫理観のない証券化競争の結果だと思いますが、、、証券化が起こっているかは知りませんが、構造的には今の状況は似ているのかなとも考えています。
というわけで、今後はこんな方針で投資をしようと思います!
◆一定額は常に投資したほうがいいと思っているので、分散投資でリスクヘッジ(WealthNaviで運用)
◆徐々にリスクマネーを非リスク資産に換える
◆100円投資は続けます(笑)
今日は初の雑記的なブログとなりましたが今後ともよろしくお願いします!