一般人が大企業にお金を貸せる~個人向け社債~

 

個人の資産運用というと、やっぱり株や投資信託が主流ですよね。

 

そんな株や投資信託は基本的には「投資金額」が返ってくる保証はありませんが、“貸す”という形であれば返済を約束させて投資する方法もあります。



 一般人でも日本の大企業にお金を貸せる?

企業に利息をつけてお金を貸すのは基本的には銀行や金融機関の役割です。しかし、個人でする方法もあり、それの一つが“個人向け債券”の投資です。

債券や国債という言葉を聞いたことがあると思います。債券はザックリ言えば国や公共機関、企業にお金を貸せる仕組みで、企業の場合が社債ですね。毎年決まったタイミングで利子を貰う事が出来、満期にも決まった額を貰えることが出来ます。

一般的には社債に投資をしようと思っても1口あたりの金額も大きく、個人が株に投資するような感覚で購入できるものではなく、社債を中心に運用する投資信託に投資するくらいです。

しかし最近では個人でも投資が出来るようになり、SBI証券では1口50万円単位で特定の社債に投資することが出来ます。例えば三菱電機や任天堂のような日本を代表する大企業にも、一般人が利息つけてお金を貸すということが出来るようになりました。



 個人向け債券のメリットデメリット

ではこの個人向け債券は資産形成上どうなのか一般的な株式投資と比較してみました。

メリット

〇株とは違い、いつ、いくらお金が返ってくるかが明示されているので想定しやすい
株の配当利回りは毎年変わりますが、社債は一定なので資産形成の想定はしやすいですね。

〇毎年の利子が大きい
例えば任天堂(SBI証券5/20参照)では年率5%/年ですが、株式の配当では優待含めても5%以上になることは殆どないでしょう。

〇株よりもプラスになる可能性は高い
株の場合、株価の増減が最終的な損益に大きく関わりますが、債券の場合は相当会社の業績が悪くならなければ、基本的には投資額以上が返ってきます。

デメリット

×原則として満期保有が前提
(売買されていないため、基本的に満期まで売約する事は出来ません。どうしても途中売却する場合は、かなり安い価格で売ることになります)
50万円単位で資金が拘束されるのは痛いかもしれません。

×ノックイン価格という株価に連動したリスクが存在する
期間中にその社債の企業の株価が一定の水準よりも低くなってしまうと、満期を迎えたときに貰える額が小さくなってしまう事があります。つまり貸した側からすれば実質デフォルトです。
ちなみに任天堂の場合は当初の価格の75%を下回るとこれが起こる可能性があります。75%というと意外と確率的には小さくなさそうですね。


SBI証券のほかにも、マネックス証券や楽天証券でも個人向け社債は取り扱っている様です。




社債の発行も少ないのでどれも取り扱い銘柄は非常に少なく、単一の証券会社では2~3件からしか選べません。興味のある方は3つのネット証券全てで銘柄を見比べてみるのが良いでしょう。

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