よくわかるEBITDAとは?一言で言ったら何?

投資やビジネスをしている方はおそらく聞いたことがあるEBITDA。

読み方はエビダ、イービットディーエー、イービットダーなど色々あります。どれが正解というのはありませんが、個人的にはイービットディーエーを使ってます。

ちなみに、Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization の略語です。

言葉の定義や計算式等では、それが何を意味しているのか、どんな利用価値がある指標なのか?といったとっころまではなかなか分かりづらいと思います。

そこでここではEBITDAの意味を、出来るだけ実用的に意味を理解できるような形で解説していきます。



EBITDAって一言で言ったら何なの?

EBITDAを一言で言うと、“事業で稼いだ金”です。それって利益と同じだ、と思う方も多いかもしれませんが、利益と金の流れは違います。

利益との違い

例えば、次のような例を考えます。

・1年目に1億円の投資をすると、2年目〜5年目に5千万ずつ収入が得られる事業

この場合、お金の流れをまとめると以下の様になりますよね

一方、会計上の利益は上記とは異なります。投資は分割して計上されるため(定額償却とすると)、利益は下記の通りとなります。

利益でみると「この事業は2年目以降は3千万円ずつ稼いでいる」とみえます。しかし、資金の流れとしては実際には2年目以降は5千万円ずつ入ってきており、それは事業でお金を稼ぐ力を表現するEBITDAを見る事で分かります

つまり利益を見るだけでは実際に動いている金の流れを把握しきれません実際に今この会社はどれくらいお金が入ってきているのか?を見るためにはEBITDAを見る必要があるのです。



大事なのは事業でのお金の流れ

もう一点大事なことがあります。EBITDAが表すのは事業で稼いだお金です。

企業のお金の流れには、事業によるもの以外にも資産の売買や投資、銀行からの借入など様々なものがあります。しかし投資や借入による金の流れは一時的なもので、事業によるお金の流れが主軸となります。

例えば上記の場合で1年目に1億円借り、2年目以降は毎年500万の利息を払い、4年目に1億円を返済するとした場合、以下のようになります。

この場合、企業のお金を稼ぐ力を見る場合はどこを見るべきでしょうか?

例えば利益をみると4年目から5年目にかけては利益が増えており、稼ぐ力が増えている様に見えます。しかし、内訳をみると分かる様に借入の利息を払う必要がなくなった分だけ増えているだけで、事業が成長したわけではありません。一方、EBITDAでみれば一定となっており、変わっていない事が分かります。。

この様にEBITDAは他の雑多な要因を除いてその企業が今、事業でどの程度稼ぐ力があるのか?を測れる指標ともなっているのです。

EBITDAの算出方法

EBITDAは下記の式で表されます。

税引き前営業利益 + 減価償却費

企業の営業利益は減価償却費、つまり過去の投資が分割して計上したものが差し引かれています。なので、逆に減価償却費を足してしまえば元の収入がわかるんですね。

ちなみにEBITDAを調べると色々と数式が出てきて、結局どれが本当なんだ?と混乱される方も多いかもしれません。がどれもこれも意味同じで、どの指標から逆算するか?で式変わっているだけです。

経常利益から逆算する場合

税引き前経常利益 + 減価償却費 + 支払利息

当期純利益から逆算する場合

税引き前当期純利益 + 減価償却費 + 支払利息 + 特別損益

などとなります。ですが本質的な意味は先述の通りなので、上記の2式はあまり覚える必要はないかと個人的には思ってます。

 

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