【ETFと投資信託の違い】どっちで資産運用した方がお得?

ETF?投資信託?インデックスファンドって何??じゃあどっちがお得なの?

こんな感じの疑問は投資を始めて少し経つともつ疑問だと思います。

今回はのETFと投資信託の違いと、それぞれのメリット・デメリットを比較していこうと思います。

ETFの特徴

そもそもETFは投資信託の一部で、『Exchange Trade Fund』の頭文字を取ったものです。

『Exchange』『Trade』というのがETFの特徴を表していると思います。

ETFの特徴は大きく3つです。

 

  • 上場しており、いつでも売買可能

投資信託そのものが上場しているので、通常の株式と同じように市場での売買が可能です。

 

  • 売買手数料がかかる

上場しているので、市場で行う株式売買と同様に売買手数料がかかります。

株取引と同様に、証券会社を選べば安価に済ませることができます。

 

  • 信託報酬が安い

投資信託に比べて信託報酬がかなり安いことが多いです。

長期投資目線で行くと、0.5%でもかなり大きな違いになるので、ここは重要だと思います。

 

投資信託の特徴

一般的に『投資信託』と言われるのはこちらです。

投資信託も特徴は大きく3つあげられます。

 

  • いつでも売買できるわけではないが、積立は可能

価格変動が1日に1回しかなく、結果としてそのタイミングでのみ売買が可能です。

希望する指定価格で売買できますし、積立も可能です。

 

  • 購入手数料がかかる

投資信託を購入した際に、購入手数料を証券会社等に支払うことになります。

また注意しなければならないのは、売却時も手数料がかかることがあるということです!

 

  • 信託報酬が高い

一般的にETFと比べて信託報酬が高くなることが多く、感覚的にはだいたいETFの4〜5倍くらいです。

長期での運用を考えると、信託報酬が高いのは考えものです。。。



ETFのデメリット

上述した通り、ETFには手数料や信託報酬面でかなり大きなメリットがあります。

じゃあ『ETF』>『投資信託』じゃんと思うかも知れませんが、ETFにもデメリットがあります。

 

  • 売買タイミングが難しい

市場での売買となるので、株式と同様に常に価格変動があります。

相場状況やタイミングによっては、しばらく割高な価格で購入しなければならない場面や、割安でしか売れない場面が続くこともあるので、市場を知り売買を経験する必要があります。

 

  • そもそも自分で売買する必要がある

投資信託のように自動で積み立てるような機能はないので、自身で売買する必要があります。

毎月の購入となるとかなり面倒になります。

 

  • 海外ETFを買うときはハードルが高い

円をドルに換金し、ドルで購入を行う、逆に売却時はドルで売却し円に換金するので、為替の交換手数料もかかりますし、為替状況によっては大きな損失を生む場合があります。(逆もあります!)

海外ETF自体の売買ハードルだけでなく、為替ハードルもあるので、面倒さもリスクも2倍になります。

 

海外ETFを買うにはどうしたら良い?

管理人は日本の人口動向等を理由に国内投資に後ろ向きです。

なので、必然的に海外先進国や海外新興国への投資をしたいな、となります。

特に海外ETFはかなり重要だと思っているのですが、じゃあどうやって海外ETFを購入するの?難しそう!みたいな話はよく聞きます。

管理人の知る限り、海外ETFを買う方法は大きく3つあります。

特におすすめは3つ目の方法です!

 

  • 自分で購入する

自分で円をドル等に両替し、海外貨幣で購入するのが方法1です。

これだと、自分で為替を調べて良いタイミングで換金し、海外ETFを購入します。

売却時も同じで、ETFを売却し、自分のタイミングで円に換金する等が必要です。

市場での取引経験が多くなり自信がある場合は、管理人はこの方法でも良いと思っています。

為替リスク等を自身で追うので、リスクもリターンも大きくなります。



 

  • 投資信託の購入で買う

投資信託自体が海外への分散投資等を含んでいることが多いので、投資信託自体を購入しておけば、結果的に海外ETFも自分のポートフォリオに組み込むことが可能です。

これが方法2ですが、信託報酬高いので正直あまりおすすめではありません。

でも積立等が可能なので、面倒さがお金で買えると思えば良いと思います!

 

  • ロボアドで購入する

おすすめ方法はロボットアドバイザーで購入してしまうことです。

WealthNavi 等が有名ですね。

このロボアド導入のメリットは2つあります!

  • 簡単に積立
  • 自動で海外ETFも取り込んでくれる

本来ETFでできない積立等も簡単に行えるのは大きな利点です。

また、海外ETFも自動で取り込みリスク調整まで自動で行ってくれるので、ポートフォリオの最適化が可能です。

手数料は少し高いですが、為替手数料や購入手数料を考えれば、委託報酬が多少高くなってしまうのはしょうがないと思いますし、分散投資やリバランスまで含めて、手数料1%くらいでやってくれるのは、かなり良いと思っています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

似て非なるもの『ETF』『投資信託』の違いは結構あるんだなと管理人も勉強になりました。

そういった意味でロボアドは両商品の良いところを取り、面倒さを省いたサービスだと思うので、おすすめできます!

長期的な資産形成を目指す際に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

「WealthNavi」で資産運用

 

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