個人向け国債は買いなのか?定期預金との違いについても解説!

株式投資よりも比較的リスクの低い債券投資。

その中でも最もリスクの低い投資が国債投資です。

リスクが少ない分リターンも大きくはありません。しかし、リスクは非常に少ないのでタンスで眠らせておくよりは投資した方が良いかもしれません。

この”個人向け国債の特徴”をわかりやすく紹介した上で類似の低リスク商品と比較したいと思います。

【個人向け国債の特徴】

・金利は0.05%の最低保証

0.05%ということは仮に100万円投資すると1年間で500円だけ増えることになります。2000万円の投資で年利がようやく1万円付くことになります。金利は変動しますが0.05%は最低限保障されています。この金利は、受取利子として年2回に分けて受け取ることになります。

・国が保証=デフォルトリスクは低い

国債への投資は、いわば国へお金を貸すという事です。日本では未だ回収できなくなったことはありませんが、アルゼンチンやギリシャ等、海外では国が借金を返せなくなる事が起こっており、100%安全ということはありません。とはいえ、他の企業が倒産することに比べたらリスクは低いでしょう。

・1万円から購入できる

個人向け国債は1万円から購入可能です。とはいえ1万円で金利0.05%だと年間利息は5円なので、少額では殆ど意味はありませんね。

・毎日買えるわけではなく、定期的な公募のタイミングで買える

個人向け国債は毎月募集があり、募集タイミングであれば購入可能です。財務省:国債発行スケジュール

・キャンペーン時期だとCBがもらえる

50~100万円以上の場合が多いですが、購入するとキャッシュバックがされる場合もあります。例えば10年国債100万円につき最大4000円のキャッシュバックを受けることも出来ます。この場合、例えば1000万円投資すると、キャッシュバックで4万円+10年間の利息で5万円のリターンとなります。

つまり、キャンペーンを活用する場合としない場合では収益は倍近く変わることになります。

*参考:みずほ証券:個人向け国債キャンペーン 

1年保有したら換金可能

国債は満期が3年、5年、10年のものがあります。満期前でも1年保有した後であれば中途換金と言って換金することも可能です。しかし、中途換金した場合はトータルリターンは当初の約束よりが小さくなります。具体的には下記の通りで計算はちょっとややこしいのですが、ザックリ言うと「1年分の利息分が減る」という程度です。つまり、1年で解約したら利息もほぼ0、2年で解約したら利息は1年分くらいしか貰えなかった場合と同じくらいになります。

「変動10年」、「固定5年」、「固定3年」及び「復興応援国債」の換金金額の計算式は次のとおりです。

(1.)第3期利子支払日以降に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685
(2.)第2期利子支払日から第3期利子支払日前までの間に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-〔直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685(-初回の利子の調整額(税引前)相当額)*1〕
(3.)初回の利子支払日から第2期利子支払日前までの間に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-〔初回の利子(税引前)相当額×0.79685+経過利子相当額(-初回の利子の調整額(税引前)相当額)*1〕
(4.)初回の利子支払日前に換金する場合
額面金額+経過利子相当額-〔経過利子相当額(-初回の利子の調整額(税引前)相当額)*1〕
*1.購入時に初回の利子の調整額を払い込んでいただいた銘柄は、〔〕内の中途換金調整額から初回の利子の調整額(税引前)相当額が差引かれます。
*2.額面金額に経過利子相当額を加えた金額から中途換金調整額(上記下線部分。初回の利子の調整額を払い込まれた場合は、差引後の金額)を差し引いた金額が、所得税の計算上、収入金額となります。

(引用元:財務省:https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/main/qa/answer_qd.html)

 

以上が、個人向け国債の概要となります。

しかし、聞いても投資案件として優秀かどうかは分かりませんよね。そこで身近な他の投資方法・定期預金と比較してみます。

【個人向け国債vs定期預金】

個人向け国債と、定期預金では、どちらがお得でしょうか?

デフォルトリスク

銀行や国がつぶれることはほぼ無いとは思いますが、地震や津波のような災害が起きればどうなるかは分かりませんね。銀行が潰れる方がありえそうなので、定期預金の方が若干リスクは高そうですが、どちらもほぼ考えなくてもいいでしょう。

金利

個人向け国債は最低でも0.05%の金利です。金利が変動した場合はこれよりも大きくなることもありますが、下回ることはありません。

定期預金はというと、銀行によって大きく異なります。満期3年の利率だと、新生銀行の様なネット銀行では年率0.2%といった高金利のものもあれば、UFJや郵貯のような大手では0.01%程度と大きく開きがあります。

UFJ定期預金の利率表

売りのタイミング

定期預金では契約する銀行にもよりますが、UFJでは基本的には満期でしか解約はできません。

*解約が出来るのは”当社がやむを得ないと認めた場合”だそうです。また、その場合は利率はさらに低くなります。

中途解約 預入期間に応じた当社所定の利率により計算します(ただし、当社がやむを得ないと認めた場合に限ります)。
一部解約 預入日から1年後の応当日以降可能です(ただし、当社がやむを得ないと認めた場合に限ります)

引用元:三菱東京UFJ:https://www.tr.mufg.jp/tameru/super_mtb.html

一方、国債なら1年間も継続して投資を続けていれば、好きなタイミングで売却することが可能です。(もちろん、中途解約の場合は利率が下がってしまいますが。)

総評

大手銀行の定期預金<国債

まず大手の定期預金よりも国債の方が好きなタイミングで資金を回収しやすい上に、利率も高いです。

デフォルトリスクに関しては、国と大手銀行は比べるのも難しいですがどちらも低リスクなのでそれほど気にしなくて良いと思います。

さらにキャッシュバックキャンペーン中ならなおさらです!

つまり、大手銀行定期預金に入れるくらいなら国債に投資する方が良いでしょう。

ネット銀行定期預金>国債?

一方、金利だけで言えばネット銀行の定期預金の金利は、国債よりもはるかに良いです。

年率0.2%の定期預金金利が付く定期預金の方が、キャッシュバックキャンペーンを含めた上での国債の利率よりも良いです。

しかし、やはり換金のしやすさやデフォルトリスクの低さという点では国債の方が優秀です。

なので、”数年間全く使わないお金でいい”のであればネット銀行の定期預金で良いかもしれません。

しかし、”ある程度流動性を保ちつつ貯蓄したい”という程度であれば、国債での投資をオススメします。

そして、国債投資をするのであれば、必ずキャッシュバックキャンペーンをやっている時に投資することをお勧めします。

*キャッシュバックキャンペーンに参加するのと参加しないのでは2倍近くリターンも変わります!

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