投資や貯蓄を始める際に、まず最初にやるべきことは「 お金の支出を減らすこと」です!
今回は代表的な削れる支出を紹介していきます。
目次
どの支出を減らすべき?
支出といっても様々な種類があるので、 闇雲に節約しようと思っても難しいです。
まず、支出には一時的な支出と日常的な支出があり、
一時的な支出は減らしにくいですし、 節約へのインパクトは比較的大きくないですが、
今回は減らすべき日常の支出をピックアップしていきます!
クレジットカード系
クレジットカードはお金を使った実感を持たずに、 簡単に決済できてしまうので、お金を使うハードルが低いです。
クレジットカード会社が手数料を取るのも『 消費のハードルを下げている』と考えると納得できますね。
そもそもあんまり使わないようにする
大きめの買い物ならともかく、 細かな支払いや日常の支出をクレジットカードで行うと、
もちろんカードの使用履歴を見ることで、 いくら使ったかを見える化できますが、
クレジットはお金を使った実感が湧かないため、『 かなりお金を使ってしまった』 と気づくのは請求日になってからです。
つまり、支出をコントロールできなくなってしまいます。
毎月の上限使用料を決めるなら良い仕組みだと思いますが、
『 節約』という観点から見ると、 頻繁に使うのは良くないと思います。
ポイントに惹かれない
結構やりがちなクレジットカードの間違いが、これです。
ポイントや、ポイントで交換できる商品に惑わされ、
そもそも、ポイントで何かをゲットするよりも、 本当に欲しい場合は普通に買った方が安いですし早いです。
『ポイントを貯めること』 が目的化している人も多くいると思いますが、
- ポイントで交換したいモノは本当に必要か?
- 普通に買った方が安くない?
と一度考えてみるのもいいかと思います。
もしクレジットカードでポイントを貯めたいなら、
携帯・スマホ料金やガス電気料金などの『絶対払うもの』 をカードで払って貯めるのが良いと思います。
リボ払いはダメ、絶対
リボ払いは毎月の支払い額が一定になり生活費が安定するというメリットがありますが、
あるクレジットカードのリボ払いの年利は大抵のカードで、上限ともいえる15%(年利)になっています。
仮に100万円を借りた場合、年間で15万円の利息が発生するという非常に大きいものです。
すぐに返す場合はそこまで気にする必要はないですが、
12回の分割払いを考えてみます。
リボ払いの例
リボ払い残高が60万円残っていて、12回払いで1ヶ月に5万円ずつ返していく場合を考えます。
この時、毎月の支払いで残高が減っていくので、
金利総額は9万円にはなりませんが、約5万円弱になります。
これは全体の購入額の8%程度にあたり、もう一回消費税を払っていると考えると非常に大きいです。
このように、リボ払いは家計を圧迫する余分な支出の筆頭と言えるので、
携帯・スマホ系
結構高くなりがちな通信料金、結構削れる部分もあります。
オプション料金を見直す
よくあることですが、 契約時に安くなるからという理由でオプション契約をしていないで しょうか?
月500円とかのオプションはよくある少額なものだとは思いますが、
電話はせずにLINEで済ます
いまどき頻繁に電話をする人は少ないかと思いますが、
LINEではなく電話で通話を行なっている場合、金銭的にはすぐに辞めたほうが良いです!
電話代は人それぞれ違うかと思いますが、
全てLINEに移行したら、通話料はほぼゼロになると思います。
コンビニ人間系
コンビニによく行ってしまう人は結構無駄遣いしていることが多いです。
毎日コンビニに行っている場合、1回の支出が300〜500円でも年間で15〜20万円弱程度になります。
1日2回コンビニに行っている場合は、かなり大きな支出です。
また、コンビニは人の購買意欲をかき立てる目的で、商品の並べ方などを工夫しています。
皆さんも コーヒーを買いに行ったのに、ホットスナックやなどを買ってしまうことはありませんか?
いわゆる『ついで買い』は年間で見ると大きく出費に影響しており、
”ついでに200円”が1年間では70,000円になってしまうことに注意が必要です。
コンビニに行く際は
- 買う商品を決める
- そもそもコンビニでなるべく買わない(行かない)ように家から持参する
を心がけましょう 。
飲み会人間系
飲み会は楽しい会である一方で、 支出だけみるとかなり大きいです。
例えば、平均で週に1〜2回飲み会に参加する人と、 月1回しか参加しない人を比べた場合、節約できるお金が25,000円も異なります! ※5,000円/回*(1.5回* 4 − 1)= 25,000円
年間で30万円にもなり、非常に大きいです。
もちろん付き合いも大事なので参加することも非常に大事ですが、
参加した時に使うお金と、参加することのメリットを比較して考えるのもアリかもしれません。
嗜好品系(酒・タバコ)
嗜好品は楽しくストレス発散になること間違いなしですが、
酒・タバコは少し値段が張るので、やり過ぎには注意が必要です。
お酒を少し控える
缶ビールならばコンビニで購入すると、1本あたり200〜250円前後です。
平均の晩酌を1日1.5本+おつまみ(100円程度)とするならば
1日に400〜500円程度を晩酌に使っている計算になります。
年間で考えると、15〜18万円程度にもなる額なので、
晩酌する際はAmazon等でまとめ買いすると少し出費を抑えられそうですね。
タバコも少し控える、もしくは禁煙する
タバコを毎日吸う喫煙者の平均喫煙本数は15〜20本程度です。
つまり1日1箱程度を消費していることになります。
現在のタバコ1箱の値段は400円〜500円なので、
年間では15〜18万円程度をタバコに遣っていることになります。
晩酌と合わせて年間30万円ですので、タバコも少し控えればかなり大きなインパクトがあります。
禁煙すると、保険料も落ちることが多いので、一石二鳥です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以外と削れる生活費って多くありますよね。
今回紹介した節約のうち、『酒・タバコ』『飲み会』を辞めたり控えたりするだけで、年間で最大60万円近くが節約できることになります。
コンビニ代も含めれば、さらに節約できると考えると、意外なほど出費していることに気づきますね。
管理人は、コンビニの策略にまんまとハマっていると典型的コンビニ人間で
『ついで買い』を沢山してしまっていましたが、実際に計算してみて金額に愕然としたので、
明日からはおにぎりとコーヒーを持参して出社したいと思います。笑
皆さんも無理なくできる範囲で無駄遣いを減らしてみてはいかがでしょうか?