IPOに当選したときの手順書

IPOは、かなり高い確率で勝つことが出来る投資として有名です。

ほとんどの銘柄は公募価格よりも高い価格の初値がつくため、公募価格で買えればプラスのリターンがそれなりに出ます。

また口コミサイト、レビューサイトの評価も結構当たる事が多いので、優良銘柄としてレビューされているIPO銘柄を狙えば、ほぼ負ける事は無いでしょう。

しかし、勝率が高いのは周知であるために非常に人気で、買えるかどうは抽選で、実際ほとんど当たることはありません。1年くらい応募しつづけてようやく1つ当たるか当たらないか、という程度でしょう。

かくいう私も今回は半年くらい溜めてきたポイントを使う事で当たりました。

その一部始終をまとめてみました。



1.証券口座はSBI証券

IPOの証券口座で代表的なものがSBI証券です。今回当てたのもSBI証券です。SBI証券ではIPOに応募すると、外れた場合にポイントがもらえます。このポイントを利用した場合、利用した回の抽選に当たりやすくなります。優良銘柄を当てるだけのポイントを稼ぐには1年以上かかりますが。

2.応募

①SBI証券にログインします。

②取引 → 新規上場 公募売出をクリック

③下へスクロール。「申込」の表示が出ている部分が表示されている案件が今申し込めるものです

⑤購入情報を入れます。ポイントを貰うためだけなら最小単位(大体100株)、本気で当てたいなら買えるだけ注文するのがオススメです。価格は基本的にストライクプライス(だいたい上限値)で良いと思います。ポイントは外れたら消費されないので使っても使わなくてもOKです。購入申し込み、をしたら応募完了です

⑥当選まで

当選までの注意事項としては、買付余力が応募の注文額を超えていないと自動的に抽選から外されます。その場合は外れた際のポイントすら得られないので注意です。



3.当選or落選

当選すると下記のような画面表示となります。

ちなみに今回私が当たったのは(株)ミンカブ・ジ・インフォノイド (4436)東証マザーズ

72ポイント使って500株で応募して、当たったのは100株でした。

(使うポイントが多いほど、応募株数が多いほど当たる確率は高くなります)

購入意思決定期間になると、この部分に購入用ボタンが出てくるので応募自動様に指示に従って進めればOKです。

*ちなみに当選から購入意思決定期間まで若干のタイムラグがあるので忘れずに。

ちなみに購入時は特定口座か一般口座かで選べますが、特に税金に詳しくなければ特定口座にしておく方がオススメです。
(税金を取られ過ぎても確定申告すれば返ってきます。確定申告が特定口座の方が楽です)

4.売却の方法

初めての方が一番迷うのはココだと思います。

購入意思表示までは、画面の指示に従っていれば出来ますが、「これ、どう売却するんだ?」と。
通常の株式とは違い、新規上場株ですから、まだ取引は出来ません。
でも”初値”で売らないとIPO株は損をする可能性もあります。ですが、売却の予約をしようにもどこにもボタンが見つかりません。

私も最初はかなり焦りました。

実は例え当選していたとしても、初値で売るのを前日から予約しておくことは出来ません(SBI証券では)

売り注文が出来るのは「上場日の当日」からです。具体的には決まっておらず、HP上でも上場当日の朝7時ぐらいと書いてありました。

が。今回は朝の4時の時点では売り注文が出来るようにはなっていました。(画像の様にもちろんスマホからでもできます)



5.結果

今回公募価格は1050円でした。そして初値は1400円でした。

100株なので、10万5千円の投資が初値で売れば14万円、(+3万5千円)となりました。

この投資がほぼノーリスク(上昇すると思われる状況)で出来るわけですから、お得ですね。

6.反省

ただ、今回使ったポイント72ポイント、うち50ポイントは配布でもらったものなので22ポイントですが、1ポイントあたりにすると486円、22ポイントで考えても1590円でした。一般的に1ポイントあたり2000円分くらいの価値はあるとは言われているので、このSBIポイント相場から考えると結構外れ銘柄に使ってしまったな、といった印象です。


今回でポイントを大分使ってしまったのでまたチビチビ貯めていきます。

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